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厚木市の薬剤師転職|県央圏域は病院薬剤師が薄い

厚木市
木製の薬品棚が並ぶ調剤室
写真は薬局のイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。イメージ写真:cottonbro studio / Pexels

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厚木市は「県央圏域」の中心市

厚木市は大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・愛川町・清川村とともに、神奈川県の「県央」保健医療圏を構成しています。県の薬剤師偏在指標(令和5年度県薬事審議会資料)では薬局側が1.06、病院側が0.84。薬局側の1.06は県内9圏域の中で最も低い「多数区域」で、量としては足りていても薄い側です。病院側の0.84は少数区域の基準(現在は医療圏別0.74)を上回るうえ、唯一の多数区域である川崎南部(1.08)を除いた8圏域のなかでは最も高い数字です(次いで川崎北部0.82、横浜0.81)。県央は病院薬剤師の逼迫が県内では緩いほうの圏域といえます。令和18年推計でも0.81を保ち、少数区域には入らない見込みです。

保険薬局104施設、常勤薬剤師は1人薬局が4割弱

関東信越厚生局の届出情報(令和8年7月1日現在)によると、厚木市内の保険薬局は104施設、常勤薬剤師は合計252人(1施設あたり平均2.42人)です。2026年1月1日現在の住民基本台帳人口222,404人・112,526世帯(総務省)で割ると、人口10万人あたりの薬局数は約46.8施設、常勤薬剤師は約113.3人。常勤薬剤師が1人だけの薬局は40施設(38.5%)で、5人以上は12施設(11.5%)にとどまります。調剤薬局への転職では「何人体制の職場か」が働きやすさに直結するため、施設名だけでなく体制も確認したいところです。

院外処方箋発行率は65.9%と低め

令和7年度神奈川県病院薬剤師確保実態調査によると、県央圏域の院外処方箋発行率は65.9%(県全体平均86.5%)で、横浜(89.4%)や川崎北部(95.4%)と比べてかなり低く、外来処方の3割強が今も院内で完結しています。院内で調剤を担う薬剤師の仕事が残っている圏域だと読めます。一方で県央圏域の常勤薬剤師の定員充足率は89.7%と県全体(92.2%)を下回り、令和7年度は募集33人に対し採用19人で採用率57.6%。同報告書が「県央圏域及び県西圏域の採用率が低く」と名指ししているとおり、県西(20.0%)に次いで9圏域で2番目に低い数字です。募集を出している施設の割合は68.4%と平均並みなので、求人自体はあるが埋まっていない圏域だと考えたほうがよさそうです。平均勤続年数は8.4年で県全体の8.2年と大きく変わりません。

厚木市:県央圏域で薬剤師が採用されにくい理由

お仕事ラボ・MCファーマネット・アポプラス薬剤師は、いずれも都道府県選択に神奈川県が含まれ、地方在住者の登録・利用も受け付けています。お仕事ラボは面談を通じて希望条件をすり合わせる形式、MCファーマネットは会員登録後に求人紹介を受ける形式、アポプラス薬剤師はFAQで「登録は全国可能」と明記され、都道府県ごとの求人検索が使えます。3社とも掲載件数や得意な求人層が異なるため、複数登録して比較するのが基本です。同じ相模原市や小田原市も含めて県内で範囲を広げると、選択肢はさらに増えます。

選び方の軸

調剤薬局を軸にするなら、厚木市内は薬局数自体は少なくないものの1人薬局の割合が高めなので、勤務体制の確認を先に済ませたうえで複数サービスへ登録するのが近道です。病院薬剤師を目指す場合は、県央圏域の採用率が9圏域で2番目に低い57.6%で「募集はあるが埋まっていない」状態が続いているため、厚木市に限らず大和市・海老名市など県央圏域全体を見て、募集を続けている施設に絞って当たるのが現実的です。求人票の給与や当直の有無は公開時点のものなので、応募前に必ず最新の募集要項を確認してください。2026年8月4日時点で、アポプラス薬剤師の厚木市の公開求人は105件。市内の保険薬局104施設に対し1.01件です。同じ日に確認した大和市(89件・保険薬局120施設で0.74件)や小田原市(81件・106施設で0.76件)と比べると、施設数のわりに求人が出ている状態でした。

メディウェル薬剤師のこの広告は、日本在住で59歳以下、薬剤師資格を保有する方が対象です。希望する地域や雇用形態の求人があるかは、登録前後に最新の募集状況を確認してください。

厚木市のイメージ
イメージ写真:Masakazu Masaki / Pexels

厚木市の保険薬局104施設・常勤薬剤師人数別の内訳

出典: 関東信越厚生局 コード内容別医療機関一覧表(薬局)、令和8年7月1日現在。市内104施設を常勤薬剤師の届出人数で集計。

データを表で見る
1人40施設
2人20施設
3人25施設
4人7施設
5人以上12施設
厚木市の薬剤師転職|県央圏域は病院薬剤師が薄いの図解
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